こんにちは、いとまさです^^
少し前の記事で、
「自衛隊からの転職には、転職サイト・エージェントの活用がオススメ!」
と言い、その理由やメリット・デメリットをまとめました。
参考:「自衛隊を辞めたい」と思ったら転職サイト・エージェントを活用しよう!
僕の記事がきっかけで、転職エージェントや転職サイトに興味を持ってくれた人がいれば嬉しいです。
ただ、記事を読んで興味は持ったけども、
転職サイトや転職エージェントの使い方、利用の流れがイマイチ分からない・・。
初めて使うんだけど、上手に使うためのコツとかポイントってあるの??
と、転職エージェント/転職サイトの利用について、悩みや疑問が出てきた人もいると思います。
そんな悩みを解決するために、この記事では、転職エージェント利用の流れに加え、利用する際のコツやポイントをまとめました。
そのため、この記事を読むことで、
転職エージェントの利用の流れに沿った、上手な使い方(コツ・ポイント)が分かります!
転職エージェント利用の流れで解説してるけど、転職サイトの使い方にも通じるよ!
この記事でまとめている
”転職エージェントの上手な使い方(コツ・ポイント)”
は、実際にエージェントを利用して転職した、元自衛隊の友人たちに話を聞いてまとめました。
彼らの経験を振り返って考えたポイントやコツは、非常に参考になり、また、再現性も高いです。
ぜひ最後まで読み、利用の流れに沿って、転職エージェントの上手な使い方(コツ・ポイント)を知ってください^^
・転職エージェントの利用の流れ
・転職エージェントの上手な使い方(コツ・ポイント)
・オススメの転職エージェント/転職サイト
転職エージェントの利用の流れと上手な使い方
転職エージェントの利用の流れは、以下の7ステップです。
① 転職エージェントに登録する
② 初回面談の日程調整(エージェントから連絡がくる場合も)
③ 初回面談(直接面談やオンライン面談、電話でヒアリング)
④ 求人紹介(条件に合う求人・企業の一覧)
⑤ 求人に応募(=書類選考)
⑥ 面接
⑦ 内定
この①〜⑦の順で進み、内定がもらえなかったら(さらに他の企業も受けたかったら)、再度④に戻るという流れです。
転職サイトだと②〜④が無くて、登録後はすぐに掲載されてる求人に応募できるよ。
各ステップ毎にある、上手に利用するためのコツ・ポイントを、流れに沿って解説していきます。
クリックで各時点のコツをチェック!
① 登録時のポイント・コツ
まず1番最初に行うことは ”転職エージェントに登録すること” ですが、この登録するときのポイント・コツは、以下の3つです。
⑴ 転職活動専用のメールアドレスを作って登録する
⑵ 仕事を辞める前に利用し始める
⑶ 複数の転職エージェント/転職サイトを利用する
順に解説してきます。
⑴ 転職活動専用のメールアドレスを作って登録する
転職エージェント/転職サイトに登録すると、求人案内や企業からのオファーのメールが送られてくるようになりますが、これが非常に多いです。
僕も今、UZUZとリクナビNEXTに登録してますが、2つ合わせて1日20件くらいのメールが来ます。
そのため、自分が普段から使用しているメールアドレスで登録すると、管理が一層大変になります。
ただでさえ多い転職活動のメールに、プライベートのものが混ざりますからね。
このようなことにならないように、転職エージェントには、転職活動専用のメールアドレスを作って登録することをオススメします。
こうやって、転職活動専用のメールアドレスで、転職活動とプライベートのメールを分けて管理することが、上手に使うコツの1つです。
新しいメールアドレスは、G-mail でも Yahooメール でも、無料ですぐに作れるよ!
⑵ 仕事を辞める前に利用し始める
仕事を辞める前に転職エージェントを利用し始めることには、
・転職活動に余裕を持って臨める
・無職であるより、仕事に就いている方が転職には有利
という、2つの大きなメリットがあります。
まず、仕事に就いているうちに転職活動を始めると、転職活動に余裕を持って臨めます。
仕事を辞めてから転職活動を行うと、自分の考えていたとおりに転職活動が進まない時に、
「このまま仕事が見つからないかも・・。」
「やっぱり、辞めなければよかったかもしれない・・。」
と、不安な気持ちになってしまいやすいです。
そして、そのような気持ちで転職活動(就職活動)を行なっていると、
「やっと、内定をもらえたから・・。」
という理由だけで、自分の希望ではない企業やブラック企業に就職を決めてしまうことにもなりかねません。
このように、仕事を辞めてから転職活動を行うと、心の余裕が無いことが原因となり、転職に失敗しやすくなります。
しかし、仕事に就いているうちに転職活動を始めると、
「転職先が見つからなくても、最悪、今の仕事を続ければ、路頭に迷うことはないか!」
「今より条件が良かったなら、転職してやってもいいか!」
と、心に余裕を持って転職活動に臨むことができ、それがより良い企業への転職の成功に繋がります。
また単純に、無職であるより、どこか他の会社で働いている方が、就職活動では有利です。
職探しに焦っていない時、すぐに働ける状態でないときの方が、自分を好条件で売り込むことができます。
「生活していくために仕事を探しています。」
と、自分が無職で職に困ってることを認めるより、
「私にはすでに良い仕事があります。ただもっと成長したく、変化を求めています。」
と、言えた方が、企業からしても魅力的だと思いませんか?
これは、無職には決して言えない、効果的な言葉です。
まとめると、
「在職中に転職活動を行う方が、良い仕事を見つけられる可能性は高くなる」
ということです。
心の余裕を持って有利に転職活動を進めていくために、転職エージェントは仕事を辞める前に利用し始めるということは、大事なポイントです。
結果的に転職しなかったとしても、転職サイト・エージェントを利用することで、自衛隊の仕事にも良い影響があります。
その点も踏まえて、仕事辞める前に利用し始めてくださいね。
詳しくは、【転職しなかったとしても、転職サイト・エージェントには登録してた方がいいよ】の記事でまとめてます。
⑶ 複数の転職エージェント/転職サイトを利用する
複数の転職エージェント/転職サイトを利用することも、大事なポイントの1つです。
複数の転職エージェント/転職サイトを利用することによって、より自分の希望に合った企業に出会え、転職の成功率が高くなります。
その理由は、転職エージェントによってカバーしている求人の種類が異なり、1社だけの利用だと、求人の取りこぼしが起こるからです。
また、各エージェントによってサポートにおける基準も違っており、あるエージェントでは紹介されなかったものが、他のエージェントは紹介されるということもあります。
さらに、特定のエージェントでしか扱っていない “独占求人” というものもあり、そのエージェントからでないと、この独占求人には応募できません。
これらの求人情報を取りこぼさないように、複数の転職エージェント/転職サイトを利用しましょう。
個人的には、”大手エージェント”+”特化型エージェント”+”転職サイト” の3つの組み合わせがオススメです。
さらに具体的に言うと、それぞれ次のようになります。
・大手エージェント
→ リクルートエージェント or doda
・特化型エージェント
→ UZUZ(20代に特化) or レバテックキャリア(IT・WEBに特化)など
・転職サイト
→リクナビNEXT 一択
これら3種類の転職エージェント/転職サイトを並行して使うことで、求人の取りこぼしは、ほとんどなくなります。
このように、複数のサービスを利用することが、より自分の希望に合った企業に転職するためのコツです。
以上3つが登録時のポイント・コツです。
⑴ 転職活動専用のメールアドレスを作って登録する
⑵ 仕事を辞める前に利用し始める
⑶ 複数の転職エージェント/転職サイトを利用する
② 初回面談の日程調整時のポイント・コツ
転職エージェントに登録が済んだら、登録作業に引き続き、初回面談の日程調整に移ります。
基本的には、エージェントから電話やメールがきて調整を行います。
こちらから面談予約フォームに必要事項を入力して日程を調整する場合もあります。
この初回面談の日程調整時のポイント・コツですが・・・、特にありません。笑
強いて挙げるとすれば、面談の時間が長引く可能性も考慮して、時間に余裕のある日を選ぶことくらいです。
③ 初回面談時のポイント・コツ
初回面談の日程調整で設定した日時に、初めてエージェントと面談を行うことになります。
この初回面談時のポイント・コツは、以下の2つです。
⑴ 転職エージェントを利用する理由をしっかり伝える
⑵ 譲れない条件や優先順位を明確にしておく
順に解説します。
⑴ 転職エージェントを利用する理由をしっかり伝える
転職エージェントを利用する理由やきっかけ、目的は色々とあり、
・今の仕事が辛く、すぐにでも転職したい。
・どんな仕事があるのか気になる。良い仕事があれば転職もアリ。
・転職するつもりはそれほどない。自分の市場価値を知りたい。
など、人により大きく異なり、そのため、転職エージェントに求める結果も人それぞれ違います。
しかし、どの場合でも、初回面談では、この”自分が転職エージェントを利用する理由”をしっかり伝えることが重要です。
なぜなら、この転職エージェントを利用する理由によって、紹介される求人の内容や、これからの転職活動の進み方が大きく変わるからです。
例えば、「すぐにでも転職したい!」と転職を急いでる人には、現在応募可能な求人を積極的に紹介します。
しかし、あまり転職を急いでない人に対しては、将来応募可能になるもの(今は応募できないもの)も含め、より条件に合った求人を時間をかけて選んでくれます。
また、自分の市場価値を知りたい人には、今の段階では採用や転職が難しいと思われるレベルの高い求人情報も、なぜ難しいのかという理由を添えて教えてくれます。
これにより、自分の市場価値に加え、企業に求められている(=自分に足りない)スキルや経験も知ることが可能です。
このように、利用する理由や目的によって、転職エージェントの対応は大きく変わるため、紹介面談でこの理由や目的を明確に伝えるべきです。
ただ、「全く転職する気はない」と言うのは、エージェントのやる気も削がれるし、オススメしません。
全くなかったとしても、「将来的に転職することも、選択肢の中にはあります」くらいは言ってたほうがいいかも。
⑵ 譲れない条件や優先順位を明確にしておく
初回面談までに自分の譲れない条件や優先順位を明確にしておくことが、自分の希望に合った企業を紹介してもらためのコツです。
初回面談でヒアリングが終了したら、多くの求人の中から、エージェントがあなたに合っていると判断した求人を紹介してくれます。
しかし、転職エージェントにある求人は非常に多く、あやふやな条件や志向では、その多くの求人からあなたに合ったものを絞ることはできません。
本当に自分に合った求人を紹介してもらうためには、自分の譲れない条件や優先順位を明確にしておき、しっかりと伝える必要があります。
また、給料・仕事内容・勤務地・勤務体系など、転職する上で気になる条件は多くありますが、全てが完璧であることはないと思います。
そのような中で、自分の譲れない条件・優先順位を明確にしておくことは、後悔しない転職先の選択に役立ちます。
そのため、初回面談までに自分の譲れない条件や優先順位を明確にしておくこと(もしくは初回面談で明確にすること)が大切です。
補足として、譲れない条件や優先順位は明確にしつつも、他の条件にはあまりこだわりすぎないことも大切です。
条件にこだわりすぎると、紹介される求人数は大きく減ってしまいます。
なので、まずは ”絶対譲れない条件” と “ある程度の優先順位” だけ持って、多くの求人を確認するのがオススメです。
求人数が多い場合に、条件を追加して絞っていくことは後からでもできます。
以上2点が、初回面談時のポイント・コツです。
⑴ 転職エージェントを利用する理由をしっかり伝える
⑵ 譲れない条件や優先順位を明確にしておく
④ 求人紹介時のポイント・コツ
初回面談が終了したら、転職エージェントが紹介可能な求人の中から、希望に近いものを一覧で紹介してもらえます。
この求人紹介時のポイント・コツは、以下の4点です。
⑴ 転職エージェントならではの情報を参考にする
⑵ 該当企業・求人を自分で調べてみる
⑶ 自分でも求人情報を探す
⑷ 転職エージェントのサポート(雑務)をフル活用する
順に解説していきます。
⑴ 転職エージェントならではの情報を参考にする
転職エージェントは、転職のプロならではの情報を多く持っています。
例えば、
・業界全体が盛り上がっており、これから需要が高くなることが見込まれる業種
・常に求人を募集している、離職率の高い(キツイ)企業
・元自衛官(自分と同じ前職の人)が活躍している業界
・ある特定の業界/職種に就職した人の辿る、定番のキャリア
といった、多くのことを把握しています。
この情報や知識のレベルは、担当のエージェントさんのレベルにもよりますが。
そしてもちろん、これらの情報の中には、自分の転職活動に役立つものが多くあります。
そのため、この情報を活用することで、より良い企業に転職できる可能性も高まります。
気になったことや何でも質問して、転職エージェントならではの有益な情報を参考にしましょう。
⑵ 該当企業・求人を自分で調べてみる
転職エージェントに紹介された求人(=企業)は、紹介されたとおりに信じるのではなく、実際に自分で調べて判断することをオススメします。
なぜなら、転職エージェントは、求人情報や企業について魅力的に紹介する傾向があるからです。
転職エージェントの利益は、利用者が転職をしてはじめて発生するので、
「とにかく、(どんなところだとしても)転職してもらいたい」
という気持ちが、エージェントの本心としてあります。
そのため、利用者に積極的に転職活動に臨んでもらうために、エージェントは求人情報や企業を魅力的に紹介します。
また、”百聞は一見にしかず” ではないですが、実際にその企業のHPなど(ブログ、SNS)を確認することで、どのような企業なのか詳しく知ることが可能です。
その情報を持って、「本当に自分に合う企業・仕事なのか」を判断することできます。
他人からしたら良い条件や環境でも、自分の価値観で考えると、全く逆になるかもしれません。
これらのことを踏まえて、”紹介された求人や企業は、自分でも調べてみる” ことは、転職エージェントを上手に使う際のポイントです。
⑶ 自分でも求人情報を探す
転職エージェントからは、十分な量の求人情報が紹介されます。
しかしこの時、自分でも並行して求人情報を探すことで、より良い企業へ転職できる可能性がアップします。
なぜなら、エージェントからの紹介だけが求人を見つける方法ではないからです。
紹介だけでも多くの求人に出会えますが、もちろん、エージェントと契約していない企業もあります。
そのような企業でも、転職サイトには求人情報を掲載しているかもしれません。
また、そもそも、転職エージェント/転職サイトといった、転職サービスを利用していない企業もあります。
そのため、エージェントからの紹介に固執せずに、自分でも並行して求人情報を探すこと大事です。
求人情報を探す方法は、
と、多くあります。
これらの方法で自分でも求人情報を探すことで、より良い仕事に出会える可能では高くなります。
気になる企業のHPとか覗いてみるいいかも。
HPに求人情報を載せてるとこ、結構多いよ。
転職エージェントは転職のための手段の1つで、全てではありません。
転職エージェントをメインの方法としつつも、自分でも求人情報を探すことが、転職エージェントを上手に使うためのポイントです。
⑷ 転職エージェントのサポート(雑務)をフル活用する
転職エージェントに紹介された求人情報を整理しながら、自分でも求人を探すのは、結構な労力がかかります。
また、人によっては、転職活動に加え、引越しの準備なども並行して進めていく状態になるかもしれません。
そのような状況で、全てを自分1人で進めていくのは、とても大変です。
自分の1人では大変だと思ったら、転職エージェントのサポート(雑務)をフル活用しましょう。
例えば、事前に自分のスケジュールを伝えておけば、応募や面接がそのスケジュールに合う企業・求人をピックアップしてもらえます。
また、より条件を絞り、それ以外は除外するように頼めば、その条件に沿ってエージェントが求人情報を精査してくれます。
これにより、時間が無いなかでも、1つ1つの求人を丁寧に確認していくことができるようになります。
このように、転職エージェントのサポートを活用することで、自分の労力を大きく減らすことが可能です。
この転職エージェントのサポート(雑務)をフル活用することが、上手に転職活動を行うためのコツです。
サポートの質は転職エージェントによりますが、基本的にはどんなエージェンもしっかりサポートしてくれます。
以上4点が、求人紹介時のポイント・コツです。
⑴ 転職エージェントならではの情報を参考にする
⑵ 該当企業・求人を自分で調べてみる
⑶ 自分でも求人情報を探す
⑷ 転職エージェントのサポート(雑務)をフル活用する
⑤ 求人応募(書類選考)時のポイント・コツ
エージェントに求人を紹介されたあとは、その中からいくつかの(もしくは全ての)求人に応募します。
そして、応募と同時に書類選考が行われます。
この求人応募(書類選考)時のポイント・コツは、以下の4つです。
⑴ エージェントの意見も参考に、現実的な求人に応募する
⑵ (自分でも)やることやスケジュールを把握・管理しておく
⑶ 履歴書では自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
⑷ 転職エージェントのサポート(履歴書添削)をフル活用する
順に解説していきます。
⑴ エージェントの意見も参考に、現実的な求人に応募する
数多くの転職者をサポートしてきたエージェントの、客観的な意見は的確です。
エージェントの意見を参考にすることで、より現実的な求人(受かる可能性のある求人)を見極めて、応募することができます。
エージェントに自分の希望や理想を伝えれば、その希望に沿った求人案件を多く紹介してもらえます。
しかし、自分の希望や理想が高いほど、企業から求められること(スキルや経験)も多くなり、内定をもらうのは非常に難しいです。
紹介される求人情報の中には、このような非現実的な求人(受かる可能性がほとんどない求人)も含まれます。
このような非現実的な求人に応募しても、いたずらに時間を費やした挙句、不合格という結果に対し(多少なりとも)がっかりするだけです。
非現実的な案件に時間と労力を割き、心を痛めないようするために、転職エージェントからの客観的な意見は参考になります。
「この求人に受かる可能性はあるか?」
と、エージェントに率直な意見を聞き、それを参考に、現実的な求人に応募することがポイントです。
希望や理想を持つのは大事だけど、現実的に考えるのも同じくらい大事だよね。
ここでは、
「エージェントの意見も参考に、現実的な求人に応募する」
ということを、転職を成功さえるポイントして解説しました。
しかし同時に、
「とりあえず多くの求人に応募する」
ということも母数(チャンス)を増やし、転職活動を成功させるために効果的だと思います。
そのため、
受かればラッキー!
応募するだけ損はない!!
という考えを持ち、心が強い人は、”現実的な求人” など考慮せずに、どんな求人にもガンガン応募していいと思います。
ちなみに、僕はこっちのタイプです。笑
⑵ (自分でも)やることやスケジュールを把握・管理しておく
求人に応募する際には、履歴書などの書類の作成や、その書類の添削作業が必要です。
この書類の作成や添削作業については、基本的にはエージェントが締切を決めて、スケジュールを組んでくれます。
そして、期限前に電話やメール、LINEで確認の連絡をくれます。
しかしこの時に、自分でもスケジュール・やることを把握しておくことがポイントです。
スケジュールの管理をエージェント任せにしてしまうと、期間ギリギリで書類を仕上げてしまうことになりかねません。
そして、期限ギリギリで作り上げたものより、時間を確保して余裕を持って取り組んだものの方が良いものができます。
これは、何に対しても言えることですが、履歴書でも同じです。
また、エージェントは複数の転職者をサポートしているので、締切を忘れてしまうということも起こり得ます。
この時、自分でもスケジュールを把握していて、計画的にやることを進めていたならば、大事には至りません。
このような理由から、自分でもやることやスケジュールを把握・管理しておくことをオススメします。
僕も無職期間が1年に達した時に就職活動を行いましたが、その時には、
・応募した会社
・書類選考/面接の結果
・作成するべき書類
・面接予定日 など
やるべきことやスケジュール、各種情報をエクセルで管理してました。
エクセルで表を作るには少し時間が必要でしたが、この表のおかげでスケジュール管理はスムーズに行えました。
結果として、全体的なスケジュール管理のための時間は大幅に減らせたと思いま。
本格的に転職活動に臨み、多くの求人に応募するなら、最初に少し準備して管理のためのシステムを作っても良いかもしれません。
⑶ 履歴書では自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
ポイント・コツというかは、当たり前のことなんですが、履歴書では自分の強みをアピールすることが重要です。
(元)自衛官の強みとしては、
- 厳しい縦社会で身についた、規律や礼儀正しさ
- 社会人としてのマナー
- 集団生活に必須な、協調性
- 訓練により培った、体力・根性
- 上記を備えた20代自衛官であれば、そのポテンシャル(期待)
といったものがあります。
このように、厳しい組織の中で生活することで身についた体力や根性、礼儀、協調性が自衛官の強みです。
特に、これらを身につけている20代は少ないため、これらの強みを備えた20代の若い自衛官のポテンシャルに対する評価は高く、大きな強みになります。
これらの強み(特にポテンシャル)を自分で意識して、履歴書でしっかりと押すことが、履歴書作成時のポイントです。
⑷ 転職エージェントのサポート(履歴書添削)をフル活用する
ほぼ全ての転職エージェントには、サポートの1つとして、履歴書の添削サービスがついてます。
転職エージェントのサポートをフル活用して、何度でも履歴書を添削してもらうことが、求人応募時のポイントです。
そもそも、自衛官に履歴書を作成する機会など滅多になく、
「正しい履歴書の書き方自体知らない・・。」
という人が、ほとんどではないでしょうか?
そんな状態であれば、まずはしっかりと指導を受けて、正しい書き方を知ることが大事です。
という僕自身、履歴書なんて書いたことなかったんだけどね。笑
また、人に読んでもらうことで、ミスや改善点が見つかります。
これは、このブログなど、全ての文章に言えることですが、履歴書も同じです。
合わせて、文章の中には誤字脱字だけでなく、読み手に伝わりにくい表現や言い回しが含まれることも多く、これは書き手自身で気付くことは難しいです。
書かれていない読み手が知りたいこと(=文章に足りないもの)も、第3者に読んでもらう(添削を受ける)ことで明確になります。
このように、第3者に読んでもらうことは文章の質を上げるために、非常に重要です。
さらに、転職エージェントはただの第3者ではなく、転職のプロです。
そのため、単純な誤字脱字といったミスの指摘だけでなく、企業がどこを見ているのかといった視点からもアドバイスを受けることができます。
このように、エージェントから添削を受けるだけで、履歴書の質は大きく高まります。
なので、求人応募(書類選考)時には、転職エージェントのサポート(履歴書添削)をフル活用しましょう。
以上4点が、求人応募(書類選考)時のポイント・コツです。
⑴ エージェントの意見も参考に、現実的な求人に応募する
⑵ (自分でも)やることやスケジュールを把握・管理しておく
⑶ 履歴書では自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
⑷ 転職エージェントのサポート(履歴書添削)をフル活用する
⑥ 面接時のポイント・コツ
求人に応募し、書類選考を通過したら、その企業との面接が行われます。
この面接時のポイント・コツは以下の3つです。
⑴ 面接でも自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
⑵ 受け答えは全てポジティブな言葉で行う
⑶ 転職エージェントのサポート(面接練習)をフル活用する
順に解説してきます。
⑴ 面接でも自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
これは、求人応募(書類選考)時のポイント ”履歴書では自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す” と、全く同じです。
ただ、個人的には、履歴書よりも面接でいかにアピールできるかが重要だと思います。
書類選考では基本的に、最低限必要な条件をもって合否判断がされます。
つまり、書類選考を通過したということは、その求人の必要とする最低限のスキルは有しているという証拠です。
書類選考でスキルがあるのは分かっているので、面接では人間性が重点的に見られます。
そして、この人間性に関わってくる、
- 厳しい縦社会で身についた、規律や礼儀正しさ
- 社会人としてのマナー
- 集団生活に必須な、協調性
- 訓練により培った、体力・根性
- 上記を備えた20代自衛官であれば、そのポテンシャル(期待)
といったものこそ、自衛官の強みです。
面接では、これらの強みを存分にアピールすることが、重要なポイントです。
⑵ 受け答えは全てポジティブな言葉で行う
面接が上手くいくコツに、”受け答えを全てポジティブな言葉で行う” というものがあります。
同じことを言っていても、言い方や表現の仕方で相手に与える印象は大きく異なります。
例えば、給料が安いことが理由で自衛隊(前の仕事)から転職するのであれば、
「給料が安いから」
と言うよりも、
「より大きな利益を自分の力で生み出したいから」
といった方が、ポジティブで前向きな印象を与えられます。
どんなことでもポジティブな言い回しはできるので、ネガティブなことでもポジティブに表現することがオススメです。
・休みが少ない
→ プライベートを充実させたい
・やりがいがない
→ 自分のやりたいことに取り組みたい
・規則が厳しい
→ 柔軟で生産的な勤務体系を求めて
・繰り返しの単純な仕事が嫌だ
→ 自分が成長できる機会が欲しい
特に、退職理由や志望動機は必ずポジティブな言葉を使い、決して、
「自衛隊は〜だったから。」
「自衛隊の〇〇が、〜〜で合わなかったから。」
と、自衛隊(前の職場)の悪口やマイナス面を言うことはしないでくださいね。
退職理由や志望動機は「自衛隊も良かったですが、自衛隊ではできない〇〇をこの会社でやりたいです!」という趣旨が、鉄板だろうね。
このように、受け答えは全てポジティブな言葉で行うことが、面接時のコツの1つです。
⑶ 転職エージェントのサポート(面接練習)をフル活用する
ほぼ全ての転職エージェントが、転職者に対して面接練習を行っています。
この面接練習も、履歴書の添削サービスと同様に、サポートの一環として無料で利用可能です。
本番の面接で緊張してしまい、
「自分の強みや人間性をアピールできなかった・・。」
ということがないように、時間を見つけて何回でも面接の練習をすることをオススメします。
本番の面接で想定していなかった質問を投げかけられ、しどろもどろになってしまうことはよくあることです。
しかし、エージェントのサポートを活用して、様々な質問を想定して面接の練習をしていると、このようなことも起こりにくくなります。
練習すれば練習した分だけ、本番の面接はリラックスして臨めます。
このように、転職エージェントのサポート(面接練習)をフル活用することが、面接で上手くいくためのポイントです。
以上3つが、面接時のポイント・コツです。
⑴ 面接でも自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
⑵ 受け答えは全てポジティブな言葉で行う
⑶ 転職エージェントのサポート(面接練習)をフル活用する
⑦ 内定時のポイント・コツ
面接にも合格したら、企業への内定を手にしたことになります。おめでとうございます!!
ただ、この内定時にも注意すべきポイントがあります。
それが以下の4点です。
⑴ 1つの内定で決めない
⑵ 最終的な転職先は自分で決める
⑶ 余裕を持った入社日を設定する
⑷ ある程度のお金を貯めておく
順に解説していきます。
⑴ 1つの内定で決めない
転職エージェントは、色々な理由をつけて、早めに転職先を決めるように勧めてきます。
その理由は、転職エージェントの利益である企業からの紹介料は、利用者が転職してはじめて発生からです。
この傾向は、内定をくれた1社目の企業の紹介料が他のところより高ければ、より顕著です。
しかし、より良い企業に転職したいのなら、エージェントから勧められたからといって、1つの内定で決めてはいけません。
できるだけ多くの内定をもらい、それらを比較し、より自分に合っている企業を”自分”で判断することが大事です。
選択肢が多ければ多いほど、最良のものに出会える可能性は高くなります。
実際に転職活動を始めると、仕事が確定しない不安や転職活動の疲れから、早めに内定をくれた企業で決めたくなるかもしれません。
けれど、多くの企業から内定を貰い、それらを比較して、よく考えた上で決断を下すことが、後悔のしない転職の成功に繋がります。
転職を成功させるために、”1つの内定で決めない” ということを、ポイントの1つとして覚えておいてください。
⑵ 最終的な転職先は自分で決める
これは、以前の記事でも書いた
“エージェントは紹介料の良い企業への転職を勧めて可能性がある”
という、転職エージェントのデメリットに基づきます。
参考:「自衛隊を辞めたい」と思ったら転職サイト・エージェントを活用しよう!
内定をくれた企業が複数あった場合、転職エージェントが紹介料を基準に考えて紹介料の高い企業を勧めてくるかもしれません。
その結果、本当に自分に合った企業へ転職するチャンスを逃してしまう可能性もあります。
そんなことが起こらないようにするためにも、最終的には、自分の価値観や優先順位を基準に、自分自身で転職先の企業を決める必要があります。
転職後に後悔しないためにも、この ”最終的な転職先は自分で決める” ということは、本当に大事なポイントです。
⑶ 余裕を持った入社日を設定する
ここからは転職エージェントの使い方から少しずれますが、”余裕を持った入社日を設定する” ことも、転職際のコツの1つです。
転職から入社までには、引っ越しや、それに伴う各種手続きなどがあり、想像以上に忙しいです。
そのため、これらのことも見越して、余裕を持った入社日を設定することをオススメします。
余裕を持った入社日で調整しておくことは、転職後の新生活をスムーズを始めるためのコツの1つです。
⑷ ある程度のお金を貯めておく
自衛隊を退職する前にある程度のお金を貯めておくことも、新生活をスムーズに始めるためのコツです。
自衛隊から民間企業に転職すると、今までは払っていなかった(もしくは少なかった)お金も、しっかり払わないといけなくなります。
例えば、以下のようなものです。
・会社で着るためのスーツ代
・家賃
・光熱費
・食事代
など・・
「新しい会社からすぐ給料出るし、別にお金貯めておかなくても平気でしょ」
と、思うかもしれませんが、引っ越しやスーツ代、賃貸契約(家賃)には、はじめにある程度まとまったお金が必要です。
外に出ていきなりお金で困ることがないように、そして、スムーズに新生活を始められるように、退職前にある程度のお金を貯めておくことをオススメします。
以上4点が、内定時のポイント・コツです。
⑴ 1つの内定で決めない
⑵ 最終的な転職先は自分で決める
⑶ 余裕を持った入社日を設定する
⑷ ある程度のお金を貯めておく
(超)長くなりましたが、これが「転職エージェントの利用の流れと上手な使い方」の全てです。
このように転職エージェント/転職サイトを活用できれば、自衛隊からの転職も難しくありません。
オススメの転職エージェント/転職サイト
最後に、友人たちがオススメしていた(使っていた)転職エージェント/転職サイトを紹介しておきます。
業界最大手 ”リクルートエージェント”
リクルートエージェントは、僕の友人もほぼ全員が使っていた超人気の転職エージェントです。
転職エージェントの定番ですね。
転職者満足度No.1 ”doda”
doda も、リクルートエージェントと同じで大手サービスですが、求人数よりもサポートの質に力を入れているのが doda です。
全体的な数は少ないですが、初心者•未経験者歓迎の求人も多く、初心者向けのイメージがあります。
20代に特化 ”UZUZ(ウズキャリ)”
多くの友人が、上記2つの”大手エージェント”と、”専門スキルを活かせるエージェント”を併用してました。
これといった専門知識・スキルが無い場合、若さ(20代〜30代前半)を活かせるエージェントがいいと思います。
以上3つが、オススメの転職エージェントです。
転職サイトで僕の友人が使っていたのは、リクナビNEXT だけでした。
色々調べましたが、個人的にもリクナビNEXTだけ登録してればOKだと思います。
転職サイトは “リクナビNEXT” だけでいい
・転職者の8割以上が使用
・独自のグッドポイント診断で自己分析ができる!
・スカウト機能で企業からのオファーあり!!
・サイト/アプリが使いやすい
求人数が転職サイトの中で最多で、スカウト機能もあり、グッドポイント診断などの独自コンテンツもあり、全て網羅してます。
マイナビ転職などもありますが、とりあえずリクナビNEXTさえ登録してれば、転職サイトは大丈夫です。
まとめ
・転職エージェント登録時のポイント
- 転職活動専用のメールアドレスを作る
- 仕事を辞める前に利用し始める
- 複数のサービスを利用する
・初回面談時のポイント
- エージェントを利用する理由をしっかり伝える
- 条件や優先順位を明確にしておく
・求人紹介時のポイント
- 転職エージェントならではの情報を参考にする
- 該当企業/求人を自分で調べてみる
- 自分でも求人を探す
- エージェントのサポート(雑務)をフル活用する
・求人応募(書類選考)時のポイント
- エージェントの意見も参考に、現実的な求人に応募する
- 自分でもスケジュールを管理しておく
- 履歴書では自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
- エージェントのサポート(履歴書添削)をフル活用する
・面接時のポイント
- 面接でも自衛官の強み(特にポテンシャル)を押す
- 受け答えは全てポジティブな言葉で行う
- エージェントのサポート(面接練習)をフル活用する
・内定時のポイント
- 1つの内定で決めない
- 最終的な転職先は自分で決める
- 余裕を持った入社日を設定する
- ある程度のお金を貯めておく
はい、史上最長の記事です。
最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。お疲れ様です。
でも、これだけ長かったおかげで、転職エージェントの上手な使い方は完璧にまとめられました。
転職エージェント/転職サイトは、上手に使えばメリットだらけの転職活動最強のツールだと思います。
今回のまとめたポイント・コツを押さえて、上手に活用してください^^