こんにちは、いとまさです^^
2021年6月末に自衛隊を退職して無職になってから、もう9ヶ月が経とうとしています。
9ヶ月経った現在でも、「自分の将来のために自衛隊を辞める」という選択をしたことは、全く後悔していません。
しかし、一時期、自分で選択したことであるにも関わらず、無職であることに不安や絶望を感じていたこともあります。
今回の記事は、そんな過去の僕のように、
自分で無職になるという選択をしたけど、たまに「自分の選択は間違っていたのでは?」と不安になる・・。
無職になったはいいけど、将来のことを悲観的に考えてしまって、絶望感を感じる時がある・・。
と、悩み、そして、「無職の不安を解消して、やるべきことに前向きに頑張りたい!」と思っている、あなたに向けて書きました。
結論から言うと、
計画的に無職になったのであれば、不安や絶望を感じる必要はありません。
・・・と、言っても、それが難しいんですよね。笑
なので、今回の記事で、無職の不安や絶望を解決する具体的な方法を紹介します。
この方法は、僕自身が無職生活をする中でたどり着き、実践することで、不安や絶望感を乗り越えた方法です。
なので、効果は実証済み。
あなたも実践することで、無職の不安や絶望感を払拭することができると思います。
ぜひ、最後まで読んで試してみてください^^
・無職の不安や絶望感を解決する方法
・無職であることに不安や絶望感を感じる4つの理由
・無職が持つべき適切な4つの考え方
無職の不安や絶望をなくすためには、不安の理由を把握して、適切な考えを持つだけ。
これから、無職の不安や絶望を解決する具体的な方法を解説していきますが、その前に1つ質問をさせてください。
「YES」「NO」で答えられる質問です。
「あなたは(何か目的があり)計画的に無職になりましたか?」
あなたの答えが「YES」で、計画的に無職になったのであれば、不安や絶望感をなくすためにやることは、
不安の理由(原因)を把握して、それに対して適切な考えを持つだけ
です。
考えを変える。簡単に言うと、マインドセットですね。
しかし、もし答えが「NO」なら、つまり、あなたの意志に反して、何らかの理由で無職になってしまったのなら、この方法は役に立たないと思います。
これから紹介する方法は、あくまで考え方の話であり、この考え方には「計画的に自ら無職になった」という前提があります。
そのため、計画的に無職になったのではなく、かつ、その状態に悩んでいるのであれば、不安の原因も対処法も変わります。
この不安に対する1番の対処法は
「とりあえず、(何でもいいから)仕事を見つけること」
だと思います。
今は、転職エージェントや求人サイト、ハローワークを活用して、ひと昔前よりも簡単に仕事を見つけることができる時代です。
UZUZ(ウズキャリ) など、無職やニートに特化した就職サービスもあります。
ネットを活用して仕事を探して、また、アルバイトや日雇い業務など、仕事を選ばなければ仕事が無いなんてことはありません。
とりあえず仕事を見つければ、(当たり前ですが)無職である不安はすぐに解消できます。
ぜひ、以下の手段を活用して、仕事を見つけてください^^
話を「計画的に無職になった人」に戻します。
冒頭で書いたとおり、計画的に無職になった人が、その不安をなくす方法は次のとおりです。
壱(イチ)! 無職であることに不安や絶望を感じる理由を把握して、
弐(二)!! それに対する適切な考えを持つ。
このことについて、イチ→二の順で、解説していきます。
無職であることに不安や絶望を感じる4つの理由
不安や絶望感を解消するためには、まず、「なぜ自分は不安や絶望を感じているのか」を把握することが必要です。
僕の経験を振り返り、考えてみると、不安や絶望を感じる理由(原因)は大きく以下の4つです。
① 計画どおりに結果が出ないことへの焦り
② 仕事をしていないという負い目や恥ずかしさ
③ お金が減っていくことに対する恐怖
④ 無職であることの孤独
これから、この4つを順に紹介していきます。
これらを参考に、あなたの不安や絶望感がどこから来ているのかを把握してください。
不安を感じる理由を解説した後に、それに対する適切な考え方をお伝えします。
① 計画どおりに結果が出ないことへの焦り
僕は、将来達成したい目標があり、自分の計画の一部として、無職になることを選択しました。
しかし、全てが計画どおりに進むわけではありません。
思っていたように物事が進まなかったり、予想もしていなかった障害に出くわしたりすることも多いです。
そして、このようなことが原因で計画どおりに結果が出ないことに焦り、将来に対する不安や絶望を感じていました。
あなたも同じように、
無職になって◯ヶ月も経つのに、まだ何も達成できてない・・。今の現状は、安定を失っただけ。
これから先の計画も、うまくいかないのでは・・?
と、焦り、そこから不安や絶望を感じているのではないでしょうか?
例えば、仕事を辞める前に
「1年間スキルアップに集中して、能力を高めて、好きな仕事に就こう!」
と思って退職したのに、いざ無職になってみると、
「自分が思っていたような速度で成長できない。このままだと、1年後に好きな仕事に就くのは無理かも・・。
むしろ、前の仕事よりも悪い仕事にしか就けないのでは!?やっぱり辞めなければよかったのかな・・。」
と、計画どおりにいかない現実に直面することで焦り、それにより悲観的な考えや不安を持ってしまいます。
このような、計画どおりに結果が出ないことへの焦りが、無職であることに不安や絶望を感じる理由の1つです。
② 仕事をしていないという負い目や恥ずかしさ
無職の状態で、仕事をしている友人や知人に会うと、仕事をしていない自分に対して、負い目や恥ずかしさを感じます。
そして、この負い目や恥ずかしさが、無職であることの不安や絶望感へと繋がります。
人間は、大多数の意見が正しいものだと認識しがちです。
そして、日本では「定年まで会社員として、しっかり働くのが”普通”」という考えが、まだまだ大多数です。
このような要因から、無職やフリーターといった、その大多数から外れている人は、
周りと違って、俺だけ仕事をしていない・・。何だか恥ずかしい。
無職と言ったら、どう思われるんだろう・・。
と、自分の立場に負い目や恥ずかしさを感じてしまいます。
そして、この仕事をしていない負い目や恥ずかしさが、自分の現状への否定的感情、無職の不安や絶望になっていきます。
③ お金が減っていくことに対する恐怖
当たり前ですが、無職には収入が無いため、貯金を切り崩して生きていきます。
そのため、自分に残された貯金が、そのまま無職でいれる期間を表しています。
つまり、
無職の貯金=残された命
なんです。
この命が日に日に減っていくのを目の当たりにして、不安や焦りが生じます。
さらに、この減っていく速度が自分の計画よりも早い時の不安や焦りは、想像以上です。
このように無職は、お金が減っていくことに、自分に残された猶予がなくなっていくことを重ね、恐怖を感じます。
そして、この恐怖がそのまま、無職であることに対する不安や絶望感へと変化します。
④ 無職であることの孤独
その人の生活パターンにもよりますが、無職は基本的に孤独です。
一般的に、日常生活における人との関わりは、職場の繋がりから出来ているのではないでしょうか?
友人や恋人といった関係も、職場の繋がりが基になっている場合が多いと思います。
しかし、無職は仕事をしていないので、このような職場の繋がりできている、人との関わりがほとんどありません。
僕も「1〜2週間誰とも話してない」なんてことも平気であります。苦笑
大勢の人が同じ職場に集まって一緒に仕事をしている中、自分は1人で家に引きこもり、自分の決めたことをやる。
これは、考える以上に孤独で、メンタルにダメージを与えます。
イメージ的には、学校の昼休みにみんなが外でドッジボールをしてる中、自分は1人教室で、苦手な給食を食べきるように頑張ってる感じです。
(え、伝わらない?小学生の時、こんなことなかった??)
そもそも人間には、「所属の欲求」というものがあります。
これは生理的欲求や安全欲求などの他の欲求と合わせて、「マズローの5大欲求」と言われています。
この欲求が満たされない時、つまり、孤独な時に、僕たちは強い不快感を感じます。
この満たされない欲求による不快感こそが、無職が感じる、漠然とした不安や絶望の理由(原因)の1つです。
ここまで、無職であることに不安や絶望を感じる大きな理由を、4つ紹介してきました。
経験しているあなたは分かると思いますが、ここから生じる不安や絶望は、全て想像以上にメンタル的に”くる”ものです。
しかし、この不安や絶望感は、適切な考え方を持つだけで、簡単に払拭することができます。
次は、その適切な考え方を紹介していきます。
無職が持つべき適切な考え方4つ
無職であることの不安や絶望感を乗り越えるために、無職が持つべき考え方は以下の4つです。
① 最悪を想定し、結果を限定しない
→(計画どおりに結果が出ないことへの焦り)
② 無職である現在は、未来のための修行期間
→(仕事をしていないという負い目や恥ずかしさ)
③ お金の知識があれば、少ないお金でも生きていける
→(お金が減っていくことに対する恐怖)
④ 孤独を楽しむ
→(無職であることの孤独)
1つずつ解説していきます。
① 最悪を想定し、結果を限定しない
自分の計画どおりに結果が出ない時の、不安や絶望は痛いほど分かります。
しかし、その不安や絶望を感じる原因は、自分の期待が高すぎることにあるかもしれません。
人間は期待を裏切られた時に(計画どおりにいかなかった時に)、大きなショックを受けます。
そのため、計画の段階で最悪を想定して、それが起こっても受け入れるという覚悟が必要です。
起こりうる最悪の事態を想定して、それをベースとして計画を立てれば、理論上、計画より上手くいかないことはありません。
また、この考え方はリスク管理にも応用できます。
最悪を想定して、それを自分が受け入れられないのであれば、それは過大なリスクです。
また、計画どおりの結果が出ない時に不安や絶望を感じないために、結果を限定しないことも重要です。
物事には色々な側面があり、見方を変えることで、様々な捉え方ができます。
半年後に1万円を稼ごうとブログを始めたけど、1円も稼げなかった。
だけど、IT関係の知識や検索力が身につき、ブログ経由で繋がりもできた。
計画どおりの結果が得られなかったという事象にも、見方を変えることで、そこから手にしたものに気付けると思います。
当初に目標としていたものだけに限定せずに、自分の行動によって得られた結果に目を向けることで、
「自分の行動はムダじゃない。(計画とは違うけど)結果はついてきてる。」
と、自覚でき、不安や絶望も感じなくなります。
まとめると、
「最悪を想定して計画を立て、結果を目標としたものに限定せず、得られたものに目を向ける」
この考えがあると、計画どおりに結果が出なくても不安や絶望を感じなくなります。
② 無職である現在は、未来のための修行期間
自分が無職であることに負い目や恥ずかしさを感じた時は、
「無職である現在は、未来のための修行期間である」
と、認識することが大事です。
あなたが無職になったのは、どうしても達成したい目標があったからだと思います。
そして、「無職になることが、その目標に繋がる手段」だと、判断したからではないでしょうか?
この目標を思い出し、現在ではなく、未来に目を向けることで、無職であることに負い目や恥ずかしさは感じなくなります。
仕事をせずに自分のやるべきことに集中する期間は、目標達成のための準備時間です。
例えるなら、より遠くに行った人が勝ちのレースです。
スタートと同時にがむしゃらに走れば、ある程度のところまでは行けます。
しかし、本当に遠くに行きたいならば、最初に時間をかけてスクーターを作った方が、結果的に効率的です。
無職はこの期間であり、今はスクーターを作っている、修行をしているということを忘れないで下さい。
この考えにピンとこない人は、高卒者と大卒者の生涯年収の差を調べてみてください。
高卒者は、大卒者よりも4年間も早くお金を稼ぎ始めたのに、結果的に生涯年収では、大卒者が大きく上回ります。
これも、大学期間に準備、修行をした結果です。
大学生でも無職でも、その本質は同じで、未来のための修行です。
「無職である現在は、未来のための修行期間」ということを忘れず、目の前のことに集中すれば、不安や絶望はなくなります。
③ お金の知識があれば、少ないお金でも生きていける
お金が減っていくことによる不安をなくすには、お金の知識を身につけることが1番です。
お金の知識があると、ムダな出費を抑えることができ、より長く無職生活を続けることができます。
この、出費の減少=自分に残された時間・猶予の増加が、不安の減少に繋がります。
また、お金の知識を身につけ、少ないお金でも生きていけると知ることで、自分の人生に多くの選択肢があることに気付けます。
お金が減ることに不安を感じるのは、
”無職の終わり”=”会社員に戻る”
ということを意識するからではないでしょうか。
チャンス(時間)を手に入れるために無職になったのに、お金が無くなれば、そこでチャレンジ終了です。
諦めて、チャンス(時間)の少ない会社員として生きていかなければなりません。
しかし、お金の知識があり、少ないお金でも生きていけると知っていれば、他にも選択肢があることに気付けます。
最低限のバイトや日雇いの仕事で必要な生活費を稼ぎつつ、残りの時間でチャレンジを継続することも可能です。
この場合でも、お金の知識があり、生活費が少ないほど有利です。
indeedなどの求人サイトを利用して、フルリモートで時間をムダにしない仕事を見つけることもできます。
このように、少ないお金でも生きていけると知れば、無職期間だけが唯一の挑戦できる期間ではないと気付くと思います。
お金の知識があり、少ないお金でも生きていけるという覚悟は、短期的にも、長期的にも、不安や絶望をなくす助けになります。
④ 孤独を楽しむ
最後に、孤独が生む無職の不安や絶望感に対する考え方を紹介して終わります。
それは、孤独を楽しむことです。
人と同じことをしていれば、人と同じレベルの成功しか掴めません。
人と違うレベルの成功を手に入れるには、人と違うことをする必要があります。
このように考えると、「大多数がやっていないことを自分はやる」という孤独こそ、成功のための条件であると言えます。
一説によると、成功している人は、「大成功」と「成功」を合わせても、全体の13%しかいません。
これも、「やはり成功をするためには少数派になる(孤独になる)必要がある」と示しています。
今の孤独が、成功のための条件であると知れば、この状態を楽しみ、一種のプライドすら感じられるのではないでしょうか?
また、孤独の時にこそ、自分が本当に価値を感じるもの、本当に大切にしたいもの(人)を知ることができます。
周りに人がいない孤独は、寂しい時間ですが、自分と向かい合うに非常に良い時間です。
さらに、少数ですが、あなたと同じように努力している人もおり、将来そのような人たちには、自然と出会うことになります。
そのような人たちとの繋がりは、今までに無いくらい強いものになります。
このように、孤独が成功の条件だと思い、孤独の良い面に目を向けて、孤独を楽しむことで、無職でも不安や絶望は感じなくなります。
以上の4つが、不安や絶望に打ち勝つために、無職が持つべき考え方です。
これらは、僕が不安や絶望に負けそうになりながら達した考えであり、今でもこの考え方を持って、無職生活を前向きに楽しんでいます。
ぜひ、あなたも実践してください。
まとめ
・無職の不安や絶望感をなくすためには、不安の理由(原因)を把握して、それに対して適切な考えを持つだけ。
・計画的に無職になったのではないなら(何でもいいから)仕事を見つけることが、その不安に対する1番の対処法。
・無職であることに不安や絶望を感じる4つの理由
- 計画どおりに結果が出ないことへの焦り
- 仕事をしていないという負い目や恥ずかしさ
- お金が減っていくことによる恐怖
- 無職であることによる孤独
・無職が持つべき適切な考え方4つ
- 最悪を想定し、結果を限定しない
- 無職である現在は、未来のための修行期間
- お金の知識があれば、少ないお金でも生きていける
- 孤独を楽しむ
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
いつも以上に長くなりましたが、結論、全ては自分の考え方次第です。
孤独を楽しみつつ、無職生活=修行を一緒に頑張りましょう^^
無職期間を長くするための節約の参考として、この記事もどうぞ^^