こんにちは、いとまさです^^
ここ数週間 ”自衛隊でも使える退職代行” を調べまくったおかげで、退職代行についてめっちゃ詳しくなりました。
無職だから、退職なんてしない(できない)のに・・。笑
・・とまぁ、そういうわけで、前回に引き続き、今回も「自衛隊でも使える退職代行についてまとめたよ」シリーズです。
第2回目の本記事では、”退職110番” について徹底的に調べて、その情報をまとめました。
今回もめちゃめちゃ頑張って調査したので、この記事を読むことで、料金や利用の流れ、メリット・デメリットなど、
自衛隊でも使える退職代行 ”退職110番” の全てが分かります。
なので、
退職110番って、本当に自衛隊でも使えるの?
退職110番は、自衛隊でも使える退職代行では最安って聞いたけど、本当?
やっぱり安いだけあって、デメリットも多いの??
と悩んでる自衛官が、退職110番を利用して、自衛隊を辞めるために役に立つと思います。
退職110番についての僕の調査結果、ぜひ最後まで読んでください^^
・退職110番について(料金、メリット、デメリット、口コミ)
・退職110番の利用方法/利用の流れ
・自衛官が退職110番を利用する際の注意点
退職110番は、自衛官が使える”最安の”退職代行
まず、”退職110番”は、”自衛官でも利用できる退職代行の中で最安のサービス” です。
前提として、退職代行サービスには、
① 弁護士が対応する退職代行
② 一般企業や労働組合が対応する退職代行
の2つがありますが、自衛官が利用できるのは、弁護士が対応する退職代行のみです。
この理由を簡単に説明すると、自衛隊と一般サラリーマンでは、適応される法律が違うためです。(自衛隊法と民法)
自衛官の方っていうの公務員で、今申し上げた通り交渉が必要になります。ですから一般の民間の退職代行業者は対応出来ません。もちろん労働組合なんか出来ないわけですから労働組合型の退職代行業者も取り扱えない。弁護士のみという事になります。その点はご注意下さい。
出典:【自衛隊の退職】フォーゲル綜合法律事務所
詳しい理由は、【自衛官が退職代行を利用する際の注意点】も参考にしてください。
そして、自衛官が利用できる弁護士対応の退職代行は、その他の退職代行サービスよりも料金が高いです。
一般の退職代行の料金相場が2〜3万円のところ、弁護士対応の退職代行の相場は5万円〜です。
しかし、退職110番は弁護士対応の退職であるにも関わらず、その料金は43,800円と、安く設定されています。
これは、自衛官が利用できる弁護士対応の退職代行の中で、最安の料金です。(いとまさ調べ)
一般の退職代行と比べたら、高く感じちゃうけどね。
ここまでの重要なポイントを押さえて、簡単にまとめると以下のようになります。
・自衛官は、弁護士の対応する退職代行しか使えない。
・退職110番は、弁護士の対応する退職代行であり、自衛官でも利用可能。
・退職110番の料金は、弁護士の対応する退職代行の中で最安。
退職110番について
では、「退職110番とは、どのようなサービスなのか」を、ここから詳しく解説していきます。
基本情報
まず、基本情報は以下のとおりです。
サービス名 | 退職110番 |
担当弁護士 | 相川 祐一朗 |
所属 | 弁護士法人あおば |
基本料金 | ¥ 43,600(税込) |
依頼方法 | HPから申し込み |
対応地域 | 全国対応 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
対応時間 | 平日9時〜18時 (受付は24時間可能) |
次に、退職110番の詳しい情報を、以下の4つの項目に沿って紹介していきます。
利用料金・支払い方法
退職110番の基本料金は43,800円と、弁護士対応の退職代行の中で最安です。
ただし、退職代行以外の各種請求や交渉を依頼すると、基本料金とは別に追加料金(オプション代)が発生します。
例えば、未払いの残業代や慰謝料の請求を弁護士に依頼し、無事支払われた場合、その額の20〜30%が追加料金となります。
100万円支払われたら、追加料金の額(オプション代)は20〜30万円ですね。
また、社宅退去の仲介などのオプションでは、受け取り額の何%という成功報酬ではなく、一律10万円のオプション代が請求されます。
このように、退職110番の料金は、
基本料金(43,800円)+ オプション代(発生した場合、別途)
となっています。
※各種オプションがいくらになるのかは、退職110番のHPを参考にしてください。
出典:退職110番HP
退職110番の基本料は最安ですが、退職代行以外の各種請求や交渉を依頼すると、合計額は他のサービスより高くなるかもしれません。
ただ”残業代”という概念の無い自衛隊で、残業代の請求や交渉を依頼すること自体、ほとんどないと思いますが・・。
また、支払い方法は、クレジットカード決済のみ対応しています。
全額返金制度アリ!
退職110番には、全額返金制度があります。
万が一、退職110番を利用しても退職が認められなかった場合、支払ったお金は全て戻ってきます。
まぁ、サービスを提供できてないわけだから、当たり前っちゃ当たり前な気もするけど。
メリット(強み)
退職110番のメリット(強み)は、以下の4点です。
⑴ 有給代休処理の交渉を依頼できる
⑵ 全国対応
⑶ 料金が安い
⑷ 返金制度がある
順に解説していきます。
メリット① 有給代休処理の交渉を依頼できる
退職110番を利用すれば、弁護士が有給処理の交渉をしてくれ、自分で交渉する必要はありません。
これは、前回の記事の弁護士法人みやびのメリットとしても挙げましたが、どの弁護士対応の退職代行に共通するメリットです。
この”有給休暇処理の交渉”は、基本のサービスに含まれているため、オプション料(追加料金)は発生しません。
代休や年次休暇は、何をしなくてもお給料が貰える日であり、その1日1日に、1万円前後の価値があります。
この有給休暇を残したまま退職するのは、本当にもったいないです。
ただ、「有給休暇を処理したい」と言うことに、抵抗を感じる人もいると思います。
また、溜まってる代休・年休が多い人ほど、休暇処理を認めてもらいにくくなるでしょう。
このような人たちにとって、有給代休処理の交渉を弁護士がしてくれることは、非常に大きなメリットだと思います。
この「有給代休処理の交渉を依頼できる」ことが、退職110番のメリットの1つ目です。
弁護士以外が、有給休暇処理を含む各種交渉を行うことは違法です。
メリット② 全国対応
2つ目のメリットも弁護士法人みやびと共通するものですが、退職110番は全国対応のサービスです。
直接面談をするのではなく、メールや電話でやり取りをするので、北は北海道、南は沖縄まで、どこの駐屯地・基地でも利用可能です。
さすがに、海外から(国際派遣中)の利用はできないだろうけど。
メリット③ 料金が安い
退職110番の最大のメリットは、その料金の安さです。
料金の相場が5万円程度の弁護士対応の退職代行において、43,800円という基本料金は、僕の調べた中で最安です。
少し調べた人なら知ってるかもしれませんが、料金が2〜3万円程度の退職代行もあるにはあります。
しかし前述のとおり、そのような退職代行は一般企業や労働組合が運営しているもので、自衛官が利用できるサービスではありません。
自衛官の方っていうの公務員で、今申し上げた通り交渉が必要になります。ですから一般の民間の退職代行業者は対応出来ません。もちろん労働組合なんか出来ないわけですから労働組合型の退職代行業者も取り扱えない。弁護士のみという事になります。
出典:【自衛隊の退職】フォーゲル綜合法律事務所
自衛官が利用できる退職代行サービスは、”弁護士が直接対応してくれるもの” のみです。
一般企業の運営している退職代行の中には、”弁護士監修” を売りにするものがあります。
しかしこれも、弁護士が直接対応してくれるものではなく、自衛官は利用できません。
「弁護士監修」や「顧問弁護士」を前面に打ち出した一般法人などでは、退職のアドバイスや本人の意思を会社に伝えることはできても、法律に関わる具体的な対応は弁護士法に違反する可能性が高く、不要なリスクを抱えてしまいます。
引用:退職110番
このように、自衛官が利用できる退職代行は弁護士対応のサービスに限られるため、その料金も必然的に高くなってしまいます。
その中で、43,800円という4万円代で利用できるのは、退職110番だけです。
この料金の安さこそが、退職110番の最大のメリット(強み)だと、僕は考えます。
メリット④ 返金制度がある
退職110番の4つ目のメリットは、返金制度があることです。
「利用料金・支払い方法」の項目でも触れましたが、退職110番を利用して退職が認められなかった場合、料金は全額返金されます。
なので、
安い退職代行(退職110番)を利用したせいで、結局退職できずに、お金も無駄になったらと考えると・・、それが1番最悪。
と、思っている人は安心してください。
もし仮に退職ができなかった場合でも、お金を失うこと(お金が無駄になること)はありません。
ぶっちゃけ、僕個人は、
退職することを目的としたサービスを利用してるのだから、退職を認められなかったら、返金するのは当たり前なのでは?
と、返金制度があることは、普通のことだと思っていました。
(というか、今も思っています。)
しかし、退職代行では、返金制度が無いことの方が一般的なようです。
このことも考慮すると、返金制度があることは、退職110番のメリットの1つだと言えると思います。
以上、
⑴ 有給代休処理の交渉を依頼できる
⑵ 全国対応
⑶ 料金が安い
⑷ 返金制度がある
の4点が、退職110番のメリット(強み)です。
デメリット(弱み)
他の退職代行(特に弁護士法人みやび)と比較した時の、退職110番のデメリット(弱み)は、以下の4点です。
⑴ 24時間対応のサービスではない(対応時間が限られてる)
⑵ 支払い方法が、カード決済にしか対応してない
⑶ オプション料金が分かりにくい
⑷ 事前の無料相談は無い
順に解説していきます。
デメリット① 24時間対応のサービスではない(対応時間が限られてる)
前回紹介した弁護士法人みやびは、平日も週末も関係なく、24時間対応のサービスでした。
一方、退職110番の対応時間は、
・平日(月〜金)の9時〜18時
と限られています。
このように、対応時間が限られているので、基本的に平日の8時〜17時で働く自衛官にとって、弁護士とのやり取りがしにくいと思います。
ただ、やり取りは基本メールで行うので、対応時間外でもメールの返信をして、自分だけで指示されていたことを進めていくことは可能です。
可能ではあるんですが、対応時間外だと、リアルタイムでサポートを受けることはできません。
リアルタイムのサポートが必要なら、休みを取って、対応時間に利用するしかないね。
このように、退職110番は、24時間対応のサービスではなく、対応時間が限られています。
これが、デメリットの1つ目です。
デメリット② 支払い方法が、カード決済にしか対応してない
退職110番のデメリット2つ目は、「支払い方法が、カード決済にしか対応してないこと」です。
今はキャッシュレス決済が広く普及し、多くの人がクレジットカードを持っていると思います。
しかし、それでも、若い人や現金派の人など、クレジットカードを持っていない人も、まだ一定数いるのではないでしょうか。
僕がクレジットカードを初めて作ったのも、23歳(5年前)の時だし。
このようなクレジットカードを保有していない人達にとって、主な決済方法といえば、銀行振り込み(引き落とし)ですよね。
しかし、退職110番の支払い方法は、銀行振り込みに対応していません。
対応している支払い方法は、カード決済のみです。
なので、クレジットカードを持っていない人は、退職110番を利用することができません。
この、
「支払い方法が、カード決済にしか対応してないこと」
(=クレジットカードがないと利用できないこと)
が、退職110番のデメリット(弱み)の2つ目です。
退職代行の話から逸れますが、もしクレジットカードを持っていないなら、自衛隊を辞める前に作っていた方がいいですよ。
辞めてから(無職)だと、カード会社の審査に通りにくくなります。
特にこだわりがなければ、年会費永年無料の楽天カードを作っておけばOKです。
デメリット③ オプション料金が分かりにくい
退職110番の3つ目のデメリット(弱み)は、オプション料金が分かりにくいことです。
退職110番のオプション料金は、基本的に「回収した未払金や慰謝料の20%の額」となっています。
しかし、裁判が必要な場合はこの利率が30%になったりと、全てのオプション料金が全て一律で「回収額の20%」というわけではありません。
他にも、”社宅退去の仲介” というオプションもありますが、この料金は別途10万円と、他のオプションと料金システムが違います。
・未払金や慰謝料の請求
→ 別途回収額の20%の報酬(労働審判の場合は25%。裁判の場合は30%。双方期日ごとに別途2万円)
・社宅退去や借入金返済の仲介
→ 別途10万円
・訴訟対応
→ 別途請求を退けた額の35%相当額
参考:退職110番HP
このように、退職110番のオプション料金は分かりにくく、これがデメリットの3つ目です。
退職110番だと、慰謝料請求などのオプションも利用する場合、最終的な料金がどうなるか分かりにくいです。
オプションの利用も考えているなら、弁護士法人みやび(オプション料金一律20%)の方がいいと思います。
デメリット④ 事前の無料相談は無い
4つ目のデメリットは、事前の無料相談が無いことです。
個人的には、この「事前の無料相談が無い」ことが、退職110番の最大のデメリットではないかなと感じています。
前回紹介した弁護士法人みやびでは、無料の事前相談が利用できます。
そのため、契約の前に疑問や不安を解消した上で、安心してサービスを利用することができます。
しかし、退職110番に、この事前相談はありません。
なので、料金を支払って契約をしてからでないと、サービスや今の状況について相談をすることはできません。
いくら返金制度があるからと言っても、
「とりあえずをお金を払って、話はそれから。」
って、やっぱり不安ですよね。(こんな直接的には言ってないけど。)
特に、このような退職代行の利用は、多くの人にとって初めての経験で、不安も多いと思います。
そんな状況では、事前にしっかりと確認・相談できることは、利用者にとってメリットであり、
逆に言うと、この事前の相談が無いことは、デメリット(弱み)だと思います。
まぁ、こういうサービスを削って値段を安く抑えてるから、仕方ないんだけどね。
なので、
少し料金が高くても、しっかりサービス内容を確認して、納得・安心した上で利用したい。
という人は、弁護士法人みやびの方が合っていると思います。
退職110番は、
自衛隊を辞めることができれば、それでいい!
料金はできるだけ抑えたい!!
というような人に向いているサービスです。(僕個人の考えですが。)
ここまで解説してきた4点、
⑴ 24時間対応のサービスではない(対応時間が限られてる)
⑵ 支払い方法が、カード決済にしか対応してない
⑶ オプション料金が分かりにくい
⑷ 事前の無料相談は無い
が、退職110番のデメリット(弱み)です。
やはり料金が安いという大きなメリットがある分、みやびと比べてデメリットも多いですね。
口コミ・評判
退職110番の口コミ・評判を調べましたが、比較的新しいサービスということもあり、口コミや評判は多くはありませんでした。
僕が見つけることができた口コミ・評判は7件だけで、全て「退職代行口コミ評判ランキング」というサイトでの口コミです。
全7件の口コミの評価の内訳は、以下のようになっており、
×1(高評価)
×1( 〃 )
×2( 〃 )
×1( 普通 )
×2(低評価)
総合評価は☆4.18と、比較的高評価でした。
この口コミの中から高評価・低評価のものを、それぞれ2つずつ紹介します。
良い口コミ・高評価
まずは、高評価の口コミから紹介します。
総合評価:☆4.5
こちらの口コミサイトで口コミ等を見て人気の退職代行だということを知りましたが、経験上弁護士のイメージがあんまりよくなかったので、退職代行なのでなおさら不安でした。だけど相談したら意外とちゃんと対応してくれて安心しました。
退職代行サービスをお願いした後も退職までちゃんとやってくれたので頼んで良かったです。
引用:匿名(退職代行口コミ評判ランキング)
総合評価:☆4
有給消化の交渉や損害賠償のことが心配だったので弁護士に依頼しました。
退職代行で検索をして最初に見つけたのがここです。最初から最後まで丁寧で問題なく有給消化ができ、損害賠償を請求されることなく退職できました。
引用:智@(退職代行口コミ評判ランキング)
悪い口コミ・低評価
次に低評価のクチコミです。
総合評価:☆2.5
口コミで見つけただけなんですけど、ランキングが上の方の退職代行だとは知らなかったです。希望通りに即日退職できてよかったです。辞めるって言ってから会社に行くのは辛いので助かりました。
欲を言えば料金がもっと安かったらよかったと思います。
引用:群馬ちゃん(退職代行口コミ評判ランキング)
総合評価:☆2.5
普段弁護士と関わることが無いから少し緊張したけど、思ったよりも段取り良く話を進めてくれて安心できた。たまにわかりにくい表現や言葉使いもあって困ったけど。
代行してもらった日、会社から実家に連絡があったと知った時は失敗したのかと思ったけど、なんとか退職できたので良かった。家族にはバレたくなかったから、そこに関しては残念だったけど。トータル的には普通に良かったと思う。
引用:T.Y.(退職代行口コミ評判ランキング)
低評価の口コミも、「欲を言えば・・」という、期待を込めたようなものな感じがしますね。
紹介したように、高評価・低評価、両方の口コミがありますが、トータルすると比較的高評価(☆4.18)のサービスのようです。
「最高とは言えないけど、決して悪くはない」って感じですかね。
ちなみに、退職代行口コミ評判ランキングでの ”退職代行人気ランキング” において、退職110番は4位です。
1位・2位は、自衛隊では利用できない民間の退職代行サービス。
3位は、弁護士法人みやび。
簡単なまとめ
ここまで、退職110番について、以下のことを書いてきました。
① 利用料金・支払い方法
② メリット(強み)
③ デメリット(弱み)
④ 口コミ・評判
簡単にまとめると、
手厚いサポートは無いけど、自衛官が利用できる退職代行の中で最安のサービス(返金保証アリ)
って、感じですね。
退職110番の利用方法/利用の流れ
ここまで読んで、
退職110番を利用したい!
と感じた人のために、利用方法・利用の流れを書いておきます。
退職110番のサービスは、以下の流れで進んでいきます。
順に説明していきます。
① HPから申し込み
退職110番への申し込みは、HPの「お申込みフォーム」から行います。
お申込みフォームに必要事項を入力したら(結構多い)、最終確認を行い、申込みを確定します。
申し込み後は、そのまま料金の支払い(クレジット決済)の画面に移行します。
また、必要事項として記入したメールアドレス宛に、申し込み確認のメールが届いているはずです。
② 料金の支払い
申し込みが終了したら、画面の指示に従って、もしくは確認メールに記載されているURLから、料金の支払いを行います。
対応している支払い方法は、クレジットカード決済のみです。
この料金の支払いまで終えて、正式に申込み・契約完了となります。
③ 弁護士からの連絡・書類などの準備
料金の支払いまで済ませたら、弁護士からメール(もしくは電話)で連絡がきます。
この時に、退職代行を実施するために必要な書類や手続きについての調整を行います。
この調整の時に、悩みや不安、気になる点は、全て相談・確認しておきましょう。
あなたが退職代行に不慣れなのは、弁護士さんも十分承知。(のはず)
遠慮せず、気になることは何でも聞きましょう!
- 「退職代行で本当に退職できるのか」という不安
- 「パワハラやセクハラなどの被害にあっている」という状況や悩み
- 「成功報酬はいくらいになりそうか」など、料金について
- 有給を処理して辞めることができるか?
- 具体的にどのように退職代行は進んでいくのか? など
④ 弁護士による退職代行の実施
料金を振り込み、契約が完了したら、弁護士による退職代行・交渉が始まります。
あなたは弁護士の指示に従い、連絡を待つだけです。
⑤ 必要な手続きの実施
弁護士から「退職が認められた」旨の連絡がきたら、退職手続きを進めていきます。
後述しますが、一般サラリーマンと違って、自衛官は、退職の手続きを退職代行に任せきりにすることはできません。
必要な手続きを終え、辞令書を受け取って、退職となります。
以上の①〜⑤が、退職110番の利用方法・利用の流れです。
① 申し込み
② 料金の支払い
③ 弁護士からの連絡・書類などの準備
④ 弁護士による退職代行の実施
⑤ 必要な手続きの実施
サービスはこのように進み、設定した退職日に辞令書を受け取って、無事退職完了です!
自衛官が退職110番を利用する際の注意点
ここまで、退職110番について、サービスの詳細や使い方をまとめてきました。
ここまで読んで、「利用したい」と感じた人もいると思いますが、実際に利用する際には、注意してほしい点もあります。
最後に、この ”自衛官が退職110番を利用する際の注意点” について、書いておきます。
自衛隊でを退職110番を利用する際の注意点は、以下の3点です。
・・正直、この注意点は、前回の記事で紹介した ”自衛官が弁護士法人みやびを利用する際の注意点” と、全く同じです。
なので、これから先の内容も、ほぼコピペとなってます。笑
前回の記事を読んで、上記の注意点を理解している人は、まとめまで読み飛ばしてもらって大丈夫です。
ただ、前回の記事を読んでいない人もいると思うので、注意点①から順に解説してきます。
注意点① 即日退職はムリ
退職110番のHPでは、「出勤することなく即日円満退職」と言う文言がありますが、
自衛隊で即日退職はできない
と、思っていた方がいいです。
なぜなら、自衛官に適応される法律(自衛隊法)と、一般の会社員に適応される法律(民法)が違うからです。
一般の会社員は、退職を申し出るだけで仕事を辞めれますが、自衛官が退職するためには、各種手続きや辞令書の受領が必要です。
この手続きにかかる時間は、個人の状況によって変わりますが、概ね数週間〜2ヶ月程度のようです。
2週間とか3週間で退職できるケースでも自衛官の場合は退職まで1ヶ月2ヶ月かかるってケースは正直言ってあります。
ありますけど、レールに乗ってしまえば早いです。
出典:フォーゲル綜合法律事務所
なので、「辞めるまでに何日必要!」とは明確には言えませんが、即日退職は99.99%できないと思っていた方がいいです。
注意点② 手続きを任せきりにはできない
これは、前回の記事の【自衛官が退職代行を利用する際の注意点】でも書きましたが、自衛官が退職代行を利用する場合、
退職に伴う手続きを退職代行に任せきりにはできません。
一般会社員の場合、民法によって、退職の申し出から2週間が経過すれば、会社の同意がなくても、自動的に退職となります。
極端な話、「退職する」と伝えさえすればいいので、退職代行に依頼して、退職の意思を伝えてもらうだけで手続きは終了です。
このように一般会社員の場合、退職の意思を伝えた以降、必要な手続きが無いので、退職代行に依頼した時点で、全てを任せきりにすることができます。
厳密に言うと、退職の手続きを任せきりにできると言うより、退職のための手続きが無いってことだね。
しかし、自衛官は一般会社員と違い、退職を申し出て2週間が経過したからといって、自動的に退職が認められるわけではありません。
自衛隊を退職するには、各種手続きをした上で、任命権者からの辞令が必要となります。
そして、この退職の手続きや辞令の受領などは、自分で行う必要があります。
そのため、自衛官が退職代行を利用して退職が認められても、必要な手続きを任せきりにすることはできません。
注意点③ 任用一時金を返却しないといけない場合もある
これは、自衛官候補生で入隊した、任期制隊員にのみ当てはまる注意点ですが、
退職時に任用一時金を返却する必要があるかもしれません。
自衛隊候補生“以外”で入隊した人は、読み飛ばしてOKです!
自衛官候補生は、2士に任官する際に、任用一時金(約22万円)を受け取りますよね?
その任用一時金は、任官から1年3ヶ月以内に退隊する場合、その全額・もしくは一部を償還(返金)する必要があります。
以下の表が、退職時に返金する任用一時金の償還(返金)率です。
任官後の勤続期間 | 償還(返金)率 |
3ヶ月未満 | 100% |
3ヶ月〜7ヶ月未満 | 75% |
7ヶ月〜11ヶ月未満 | 50% |
11ヶ月〜1年3ヶ月未満 | 25% |
1年3ヶ月以上 | 0% (返金の必要ナシ) |
このように、任用一時金を返却しないといけない場合もあるので、
・自衛隊候補生で入隊し、
・かつ、任官後1年3ヶ月以内に退職する人
は、退職時に「任用一時金が返せない」ということがないように、注意しておいてください。
以上の3点が、自衛官が退職110番を利用する際に注意することです。
① 即日退職はムリ
② 手続きを任せきりにはできない
③ 任用一時金を返却しないといけない場合もある
退職110番に退職代行を依頼する時は、このことを理解した上で利用してください。
まとめ
・退職110番は、自衛隊が使える“最安の”退職代行。
・退職110番について
- 料金は、基本料金(43,800円)+オプション代(発生した場合)
- メリットは4つ
(有給処理の交渉・全国対応・料金が安い・返金制度) - デメリットも4つ
(24時間対応ではない・カード決済のみ対応・オプション料金が分かりにくい・事前相談が無い) - 高評価・低評価、両方の口コミがあるが、トータルすると比較的高評価(☆4.18)
・退職110番の利用の流れ
- HPから申し込み
- 料金の支払い
- 弁護士からの連絡・書類などの準備
- 弁護士による退職代行の実施
- 必要な手続きの実施
自衛官が退職110番を利用する際の注意点
- 即日退職はムリ
- 手続きを任せきりにはできない
- 任用一時金を返却しないといけない場合もある
以上が、退職110番ついて、僕が調査した全てです。
弁護士法人みやびと比較して、簡単にまとめると、
「手厚いサポートは無いけど、自衛官が利用できる退職代行の中で最安のサービス」(返金保証アリ)
って、感じですね。
なので、
「最低限のサポートでもいいから、できるだけ費用を抑えたい」
と思っている人には、ピッタリのサービスだと思います。
この記事でまとめた内容が少しでも、あなたの助けになれば嬉しいです^^
少し高いお金を払ってでも、安心感のある退職代行を利用したい人には、弁護士法人みやびがオススメです^^