こんにちは、いとまさです^^
前回の記事で、僕が英語学習に1年以上取り組んでいる経験をもとに、
「1年で英語は話せるようになる(なった)」
と書きました。
ただ、この1年間は、時間の経過に比例して、直線的に英語力が伸びたわけではありません。
じつは、英語学習を始めてから最初の半年間が、最も上達のスピードが早く、
半年で、ほぼ(75%)英語を話せるレベルにまで上達しました。
今回の記事では、この勉強を始めてから最初の半年間の成長について、詳しくまとめました。
そのため、
英語って半年で上達するものなの?
上達するとしたらどれくらい??
と考えている人が、「英語力は、半年でどれほど上達するのか」をイメージする参考になると思います。
ぜひ最後まで読んで、半年間の英語学習の効果のイメージを掴んでください^^
・英語は、半年でどれほど上達するのか?
英語を話せるようになるには、1年は必要
これから、半年間の英語学習の効果(成果)を解説していきますが、前提として、英語を話せるようになるには1年は必要です。
この1年という期間をさらに厳密に定義すると、「1日3時間、英語を勉強した時の1年間」です。
時間にして、約1,000時間となります。
また、「英語を話せるようになる」とは、具体的に言うと「CEFRのB1レベル」です。
資料出典:CAMBRIDGE
この「英語を話せるようになるためには、1,000時間の学習時間が必要」というのは、いくつかの研究の結果に基づくものです。
また、僕自身の経験からも、この1,000時間というのは間違ってないと感じます。
このことについては、前回の記事でまとめてあるので、よかったら読んでみて下さい。
この1,000時間を1年間の勉強時間の基準として、半年間の勉強時間を500時間とします。(=1日3時間)
この条件で、英語学習を半年続けた時に、英語力がどれほど上達するのかを、僕の経験をもとに解説していきます。
実際、僕は半年の間、1日3時間は英語学習に取り組んでました。
単純に考えると、1年後の英語を話せるレベルが100だとすると、半年で到達するレベルは50ですよね?
ただ実際のところ、英語力は最初の半年で急激に向上します。
最初の半年(500時間)で、ほぼ話せるレベルまで英語は上達する
英語が話せるようになるには、1年=1,000時間必要です。
ただ、この1年間は、英語力が学習時間に比例して直線的に伸びていくわけではなく、
最初の半年(500時間)で、英語力は「ほぼ話せるくらい」まで急激に上達します。
イメージにすると、こんな感じです。
この「ほぼ話せるレベル」とは、1年後の英語を話せるレベルを100としたときの、75〜80くらいです。
この数値は僕の体感に加え、後ほど紹介するTOEICなどのテスト結果からきてます。
実際、TOEIC・VERSANTともに1番大きく伸びたのが、この最初の半年間です。
各種テスト:半年でのスコアの伸び
TOEIC・・400点 → 550点
VERSANT・・27点 → 45点
また、この半年で、拙いながらも英語で会話ができるようになり、オンライン英会話を学習に取り入れられるようになりました。
オンライン英会話は、どんなに英語力が低くても利用可能です。
ただ、効率的に英語を勉強するなら、
「オンライン英会話など、実際の英語の会話に臨むのは、ある程度の英語力が身についてから」
というのが、僕の持論です。
そして、このオンライン英会話を利用して効率的に英語を勉強するための、ある程度の英語力は半年で身につきました。
あとは、勉強を始めて半年頃から、英語でやりとりをしていた外国人のメッセージを、いちいち翻訳しなくても返せるようになりました。
最初の半年(500時間)で上達した英語力をまとめると、以下のとおりです。
・TOEIC150点UP(400→550)
・VERSANT18点UP(27→45)
・拙いものの、会話が成り立つ英会話力
・翻訳ナシでの英語でのメッセージのやりとり
これらは、僕が1年間英語学習に取り組んで得た成果の75〜80%です。
このように、最初の半年(500時間)で、ほぼ話せるレベルまで英語は急激に上達します。
実際に僕が取り組んでいた勉強方法は、コチラの記事を参考にして下さい。
後半の半年で、英語が話せるように仕上がる
ここまで、
① 英語を話せるようになるには1年(1,000時間)必要。
② ただ、最初の半年(500時間)で、ほぼ話せるレベルまで上達する。
と、書いてきました。
これは言い換えると、「半年以降は成長スピードが遅くなる」とも言えます。
実際、僕は半年以降、英会話で自然と使える単語や表現、流暢さにおいて、最初の半年ほどの大きな成長は感じませんでした。
また、TOEICとVERSANTのスコアも、最初の半年ほど大きくは伸びなかったです。
このように、半年以降の成長スピードは遅くなり、大きな成長を感じることはできなくなりました。
ただ、この後半の時期で、前半成長した英語力が定着し、英語が話せるように仕上がったと感じます。
最初の半年で英語は大きく上達しますが、日によって上手く話せたり・話せなかったりと、この時の英語力にはムラがありました。
しかし、半年以降の勉強で、その英語力のムラがなくなり、英語力が安定しました。
なので、半年以降は英語力の伸びは小さくなりますが、吸収したことを定着させ、英語が話せるように仕上げるための大切な時期だと思います。
最初の半年・・吸収
半年以降・・定着、使いこなし
半年間での実際の英語の上達具合(いとまさの場合)
さいごに、僕が半年間英語学習に取り組んだ時の、実際の英語の上達具合を紹介します。
TOEIC 400→550
英語学習を始める前のTOEICのスコアは、400点くらいでしたが、半年後には550まで上がりました。
英語学習開始から1年後には600点になりましたが、1年間の伸び率の75%は最初の半年です。
このスコアは英会話の勉強(リスニング・スピーキング)だけで伸びたスコアです。
TOEIC対策の勉強は何もしてないので、TOEICに特化して勉強すれば、スコアはもっと上がると思います。
そして、このTOEICのスコア、1年後以降は全然伸びてません。泣
VERSANT 27(?)→45
VERSANTは、英語学習を始めて半年後に始めて受けたため、開始時のスコアは不明です。
なので、TOEICのスコアから換算しました。
TOEICの平均は570点で、俺のスコア400点は、平均の7割。
VERSANTの平均点は38点なので、その7割で、予想スコアは約27点。
半年後に受けたVERSANTのスコアは、45点でした。
1年後には50点になりました。
TOEICと同じで、最初の半年の伸び率が、1年の伸び率の78%を占めてます。
1年以降スコアが伸びていないのも、TOEICと同じです。泣
体感の英語力 全く話せない→ぎこちない英会話
自分の体感的にも、英語力は最初の前半で大きく伸びたと思います。
最初は、英語が全く聞き取れない・話せないという状態でした。
けれど、英語学習に取り組んで半年後には、ぎこちないながらも、なんとか英語で会話ができるようになりました。
1年後には、自分の意思や考えをより詳しく、(まだまだ拙いですが)英語で伝えることができるようになりました。
この体感の英語力は、勉強を継続していく中で、今でも成長し続けているのを感じます。
ただ、TOEIC・VERSANTと一緒で、この体感の英語力も、最初の半年間の成長が1番大きかったです。
以上が、僕の実際の英語の上達具合です。
改めて振り返ってみても、やはり最初の半年間の英語の上達は大きく、半年でほぼ話せるレベルになってたなと感じます。
まとめ
・英語を話せるようになるには、1年(1,000時間)は必要
・最初の半年(500時間)で、ほぼ話せるレベルまで英語は上達する
・後半の半年で、英語が話せるように仕上がる
・半年間での実際の英語の上達具合(いとまさの場合)
- TOEIC 400→550
- VERSANT 27(?)→45
- 体感の英語力 全く話せない→ぎこちない英会話
1日3時間を基準として、しっかり勉強すれば、半年(500時間)で、ほぼ話せるレベルまで英語は上達します。
僕が実際に取り組んでいた勉強方法も参考に、短期集中!!で頑張って下さい^^