こんばんは、よく「口がうまね〜」と言われる、いとまさです。
27年かかって、皮肉であることに気付きました。
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お前が言うなよ
高校3年の冬、神奈川県にあるアウトレットモールで買い物していた時のこと。
展示してある靴を見てたら、背後から男女の話す声が聞こえてきた。
男「いや〜、やっぱり冬にその格好は寒いでしょ〜。」
女「あのね、女の子は寒いのを我慢してでも可愛く見せる努力をするの!」
女「ファッションは我慢なの!!」
俺は素直に、
「そうか、寒さを我慢しても美を追求するのか。凄いな。」
「これは名言だな。」
と、本当に素直に思った。
そんなふうに、少し感動して後ろを振り返ると、
豹柄のミニスカートにハイヒールを履いた、すっげぇデブな女が立ってた。
失礼なのは承知の上ですが、
「いや、お前が言うな!!」
「寒さの前にポテチ我慢しろ!!!」
そう思わずにはいられなかった。
やっぱりね、
何を言うかも大事だけど、誰が言うかも大事。
ちなみに、この女性のインパクトが強すぎて、男の人の容姿は、本当に1ミリも記憶に残ってない。
実績や実力・経験が、言葉の説得力を作る
上記の話は、
「誰が言うかによって、言葉の説得力は変わる」
ってことを如実に表してるよね。
正しいことを言ってても、自分に力が無いと、その言葉の説得力も無くなってしまう。
例えば、
「留学しなくても英語は話せるようになる」
って事実を(実際に日本から出たことなくても英語ペラペラな人は多くいる)、
英語を話せる人が言うのか、英語が話せない人が言うのかでは、説得力は大きく変わってくると思う。
同じ事実を言っていても、後者だと、もはや嘘に聞こえる場合すらあるよね。
だから、やっぱり何を言うかも大事だけど、誰が言うかも大事。
で、誰が言うかって点は、具体的に言うと、その人の実績や実力、経験だね。
やっぱりこういうのが無いと、正しいこと言ってても説得力が無い。悲しいけど。
個人的な経験として、俺もインスタで、
「未来は、自分の努力で創られる!!(ドヤァ)」
みたいな自己啓発の投稿とかしてたけど、今思うと説得力無かったなぁ〜って思うよ。
もちろん正しいこと言ってるし、当時の考えは間違えてない。
むしろ、今でも同じ考えを信じて努力してる。
でも気付いたのは、「俺がやるべきなのは、”正しいことを言う”ことではなく、”自分の説得力を上げる”ことだ」ってこと。
やっぱり、
正しい言葉や信念が受け入れられるには、実績や実力、経験が必要。
正しい信念に実績は付いてくるけど、実績がないと正しい信念にはならない。
卵が先か鶏が先かみたいな話だけど、要は、
「実績・実力をつけてから偉そうなこと言え」
ってことやね。
「お前が言うなよ」じゃなくて、
「あなたが言うなら」って言われるように、
実績・実力、経験を身につけていこう。
口がうまいだけじゃ薄っぺらいからね。
以上おわり!おやすみ〜