こんばんは、いとまさです。
嘘はダメだと言うけれど、時と場合によるよね。
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飯の時間も風呂の時間も十分に無かった高校時代
俺が高校1年生(陸上自衛隊高等工科学校生徒)の時は、とにかく時間がなかった。
基本的に同じ部屋の8人で集団行動をしないといけなくて、時間が無い中でみんなで飯食ったり風呂入ったりしてたけど、
お風呂も中途半端で、飯も中途半端。
体も洗えないし、飯も満足に食えない。
これなら「どちらかを優先して、どちらかを諦める方が良い」という決断に至って、ある1日は苦渋の決断でみんなでゆっくりご飯を食べた。
でも、こういうことは許されてなく、時間が無い中で飯も風呂も行かないといけない。
だから、その日はみんなで口裏を合わせてお風呂には入ったことにした。
指導係の先輩にバレたらシメらめる指導を受けるからね。
さぁ恐怖の時間がやって来ました
飯・風呂の時間が終わって、自習時間も終わって、先輩にバレずに消灯時間。
「バレずに済んだ」と思って寝てたら先輩が来た。
俺を含めて部屋には8人いるけど、尾崎と佐々木と加藤(全員仮名)だけ起こされて、
「お前ら今日風呂入ったか?」
って聞かれた。
尾崎が代表して
「入りました」
と答えると先輩が
「何時から何時だ?」
とかしつこく聞いてくる。
それに佐々木が
「何時から何時です」
って答えると
「その時間にお前らを見たんだけどな〜」
とか言ってくる。
・・これはバレてる。けど、証拠は無い。
あったらこんな問答はなく、皆んなシメられてる指導を受けてるから。
てわけで、尾崎と佐々木は何を聞かれても嘘を突き通してた。
ここで正直に言ったら部屋のメンツ全員がシメられるし、みんなで嘘をつこうと決めたから。
先輩も証拠が無いから
「本当か?本当に風呂入ったんか??正直に言えよ。」
しか言えなくなって、それに対し佐々木尾崎が
「はい、入りました。」
っていうやりとりを10分くらいしてた。
すると急に、それまで何も聞かれずにずっと黙ってた加藤が
「本当は入ってません!!」
って言い出した!(驚愕)
尾崎と佐々木はもちろん、寝たふりをしてたみんなが
!?
ってなったのは言うまでもない。
し、先輩ですら
「加藤・・。それで良いんだな・・?」
って、言ってたのを鮮明に覚えてる。
それに対し、加藤が元気よく
「はい!!」
って答えてたのも。
その後は、加藤が数を数えて、それ以外のみんなは加藤の数えるのに合わせて腕立て。
超きつかったけど、今思い出すと懐かしくも笑える。
個人的に仲間を守ることは正直であることより大事
なんであの日加藤は急に自白したんだろう?
あのあと加藤に、なぜ自白したのか聞いても、笑いながら
「正直が1番」
とか言ってたけど、本当のところは分からない。
本当に正直が1番と思ったのだろうか?
個人的には、あの時は正直であるより仲間を守ることを優先して欲しかったな。
以上おわり!おやすみ〜