こんにちは、いとまさです。
僕は、1年半ほど前に読書に目覚めてから、ビジネス書をメインに、できるだけ多くの本を読むようにしています。
こうやって本を読んでいると、”エスキモーに氷を売る話”がよく出てくるんですが、あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
そして、今こうして、この記事を読んでくれているということは、
エスキモーに氷を売るって、聞いたことはあるけど、詳しくは知らない。
どんな話なの?
”エスキモーに氷を売る話”の教訓って、なに?
結局、エスキモーに氷を売る方法って、なんなの?
と、この”エスキモーに氷を売る話”について、詳しく知りたいのだと思います。
OK!任せてください!!
この記事では”エスキモーに氷を売る話”の意味や、この話の教訓(エスキモーに氷を売る方法を含む)をまとめました。
この話の教訓はビジネスだけでなく、日頃の生活にも応用できる非常に有益なものです。
ぜひ最後まで読んで、”エスキモーに氷を売る話”の意味と、この話の教訓を知ってください。
・エスキモーに氷を売る話の意味
・エスキモーに氷を売る話の教訓(エスキモーに氷を売る方法を含む)
エスキモーに氷を売る話の意味するところは、魅力のないものをいかに売るか
エスキモーに氷を売る話が意味しているのは、
買い手にとって価値、魅力のない(と、思われている)商品を、いかにして売るか
です。
エスキモーは氷に囲まれた北極圏に住む先住民であり、そんな彼らにとって、氷は無価値で魅力のないものです。
そのため、エスキモーにただの氷を売ろうと思っても、もちろん売ることはできません。
(ただの氷なら買わなくとも、エスキモーはその辺りで拾ってこれますからね。)
氷を売るためには、何らかの手段を使って、売り物の氷に対し、エスキモーが価値を感じるようにする必要があります。
例えば、
・氷を彫刻して美術品として売ったり
・かき氷機とシロップをセットにして付けたり
といった方法です。
こういった手段により、エスキモーが氷に対して価値を感じるようになれば、エスキモー相手にも氷を売ることができます。
このように、一見、買い手にとって魅力の無いものでも、付加価値の付与や新しい発想により、その価値を生み出すことで売れるようになります。
似た話で、もっと分かりやすい”エスキモーに冷蔵庫を売る”という話もあります。
エスキモーが住む場所は北極圏であり、外の気温は冷蔵庫よりも寒く、そのため彼らには、食べ物を冷やすための冷蔵庫なんて必要ありません。
しかし、この話では、セールスマンは冷蔵庫をどんどん売り捌きます。
なぜか、分かりますか??少し考えてみてください^^
・・・
正解は、セールスマンは、冷蔵庫を食べ物を冷やすものではなく、食べ物を凍らせずに保存できるものとして売ったのです。
エスキモーにとって、食べ物を冷やすものは価値の無いものでしたが、食べ物を凍らせずに保存できるものは、魅力的なものだったのです。
この2つの話の意味する本質は同じで、
付加価値の付与や新しい発想によって、相手に価値を感じさせることができれば、特別魅力のないものでも売れる
ということです。
エスキモーに氷を売る話の教訓は2つ!!
では、このエスキモーに氷を売る話から得られる教訓は何でしょう?
僕は、この話には2つの教訓があると思います。
1:発想の転換や付加価値付与の重要性
この話から、
発想の転換や付加価値の付与によって、商品の価値・魅力を高めることの重要性
を学ぶことができます。
極端な話、この発想の転換や付加価値の付与により、相手に価値を感じさせることができれば、どんなもの売ることができます。
この発想の転換や付加価値の付与の重要性が、多くの人がこの話から読み取る教訓です。
でも僕は、この話には、もっと大事な教訓があると思うんですよね。
2:自分の強みが活きる環境で戦う重要性(エスキモーに氷を売る必要はない)
僕の考える、この話の教訓2つ目は、
自分の強みが活きる環境で戦う重要性
です。
そもそも、
エスキモーに氷を売る必要はない
って、思うんですよね。
エスキモーにとって、氷は魅力的でない、価値の無いものなので、その氷に価値を持たせるために試行錯誤が必要になります。
しかし、砂漠にいる人など、最初から売る相手を、氷を必要としている人にすれば、試行錯誤の必要もありません。
もともと「エスキモーに氷を売る」という言い回しは、「魚のいない所で釣りをする」などと同じで、無駄な努力を戒めるものです。
自分の提供できるものが、相手にとって価値の無いものであれば、価値を感じてくれる人を探して提供すればいいんです。
あなたの氷は、砂漠にいる人に売りましょう。
エスキモーには、おでん屋さんがおでんを売ります。
発想の転換や付加価値付与も、この話が教えてくれる大切なことです。
しかし、それ以上に大切なのは、自分の強み(魅力・価値)の活かせる環境で戦うことだと思います。
以上の2つが、僕の考える”エスキモーに氷を売る話”から得られる教訓です。
この教訓を、話に当てはめて考えたとき、僕たちのとるべき行動は、
・まず、エスキモーに氷は売らずに氷を欲している人を探す
・そして、どうしてもエスキモーに氷を売らないといけないなら、氷に価値を見出す
になると思います。
エスキモーに氷を売る話の教訓は、日常生活にも役立つ
このエスキモーに氷を売る話は、ビジネス力、特にマーケティング力を向上させるための例えとして、よく紹介されます。
しかし、この話の教訓はビジネスだけでなく、日常生活にも役に立つものです。
まず、仕事だけでなく恋愛やスポーツなど、全てにおいて、自分の強みが活かせる環境で戦うことは、良い結果を得るために非常に重要なことです。
話すことが得意な人、細い作業が得意な人、アイデアを生むのが得意な人、計画を立てるのが得意な人、、、
人の強みは様々です。
日常生活から「自分の強みが120%活かせる環境とは何か」を考え、自分でその環境を作ることで、全てにおいて最良の結果が得られると考えます。
また、発想の転換や付加価値付与も、ビジネスだけでなく、日常生活でも活用できます。
プレゼントをあげて人を喜ばせる時は、この発想の転換や付加価値付与が応用できる、典型的な場面です。
少しの工夫で、相手の喜びをより大きなものにすることができます。
かなり細かい具体的な例えで、紹介します。
例えば、、
あなた(男)は、仕事を手伝ってくれた同僚(男)に、お礼として高級チョコをプレゼントします。
しかし、その同僚は、それほど甘いものが好きではありません。
(ここでプレゼントを変えるのも、「エスキモーに氷を売らない」という教訓ですよね。
今回、プレゼントは、何らかの理由でチョコから変更できないとします。)
そんな同僚のもっぱらの関心ごとは、最近できた彼女です。
いつも、彼女をどう楽しませるか・喜ばせるかを考えています。
このような場合、あなたがチョコを渡す時、
「この間はありがとう。このチョコ高いだけあって、凄く美味しいよ。ぜひ、食べてみて。」
と、その味や値段といった価値にフォーカスするより、
「このチョコ、今の女の子に凄く人気があるんだって。彼女と分けて食べて。きっと彼女も喜ぶと思う。」
と、彼女との楽しい時間を生む出すという価値にフォーカスする方が、同僚はチョコに魅力を感じ、喜んでくれると思います。
これは1つの例えですが、この発想の転換や付加価値付与により、相手の喜びをより大きくなります。
このようにエスキモーに氷を売る話の教訓は、日常生活にも活かすことができます。
まとめ
・エスキモーに氷を売る話の意味するところは、魅力のないものをいかに売るか。
・エスキモーに氷を売る話の教訓は2つ。
- 発想の転換や付加価値の付与の重要性
- 自分の強みが生きる環境で戦う重要性
・エスキモーに氷を売る話の教訓は日常生活にも活かせる。
以上が、”エスキモーに氷を売る話”のまとめです。
一見、自分には関係ないと感じることでも、自分の仕事や生活に取り入れることができます。
いろいろな知識やノウハウを吸収して、豊かな人生にしましょう^^
この記事を読んで「ビジネスって面白そう」と思った人は、ぜひ起業することをオススメします!!
今の時代、誰でも簡単に起業することができますので、ぜひ^^